※上狛とは相楽郡JR上狛駅があるが、知る人ぞ知る宇治茶のメッカと言って良い処です。常照園さn福寿園 さん と云った老舗もそこかしこ、木津川沿いに繋がる玉露園はちょっとしたものです。
●朝日新聞「宇治茶表示基準厳しく,京都の生産者・販売業者」(2003/2/12)
? 宇治茶の生産者と販売業者でつくる京都茶業会議所は「府内産茶葉使用50%以上ブレンドは近隣3件に限る」とする銘柄表示の自主基準を決めた。
? 緑茶は味や香りを出すため,茶をブレンドすることが多く,宇治茶周辺で加工・出荷したものを宇治茶と表示している。
? 日本農林規格(JAS)法は茶に原産地国表示を義務付けているが,国内産地は表示しなくてもいい。しかし,牛肉の産地偽装問題などを受けて,日本茶業中央会は昨年12月,産地表示する際は当該府県産の原料が半分以上含まれていることを条件とする独自基準案を作った。これを受けて府茶業会議所は府内産地以外で宇治茶にブレンドできる量を,気象・生産条件などから奈良,滋賀,三重の3県に限る上乗せ基準を決めた。
? 00年度にに府内の生産者が生茶を蒸して「荒茶」生産量は約3000トン,問屋が乾燥・ブレンドした宇治茶の加工・流通量は約1万トンだった。新基準では宇治茶と表示できる量は6千トンほどになる。