産地直送のお茶が「安くて美味しい」と思われていませんか?
確かにそうした場合もありますが・・・。
「名物にうまい物なし」「産地は消費地」と言う言葉も現実です。産地から送られてくる物が全て「美味しい」と思われるのは、若干無理があるのではないでしょうか。
当店の場合、30余年にわたり「お茶一筋」に銘茶専門店・役所・病院・料理店・事務所への卸販売(100社以上)をはじめとして小売や通信販売を「信用を第一に」展開しておりますが、趣向品であることの認識が必要のようです。
石原園とその他産地直送の業者との相違点
1.仕入
地場製品に依存せざるを得ず、作柄対応が難しい。(お茶は農産物です。その出来は天候により、常に良い品が出来るとは限りません。)
地域別産地直接仕入のため、全国相場仕入が可能。このため、各産地特徴を利用したブレンドが出来ます。
2.商品
お客様とコミュニケーションが取りにくく、製造サイドよりの商品作りになりがち。また、特殊品は得意ではない。
お客様の使い勝手に合わせた商品の提供が可能。業務店等の要望での商品作り。その他、ティーバック・インスタントティー・麦茶・茶器等の提供。
3.お取引
顧客のニーズを把握しにくい上、規格販売しなくてはならず、臨機応変な対応がしにくい。
隣接商取引のため苦情・返品等がスムーズ。急なご用にも即対応でき、サンプル等を簡単にご紹介しやすい。
4.味
産地には特有の地味があり、生産地の水で飲むと美味ても消費地では いまいち場合がある。
地域の水に合うお茶を揃えております。(例えば静岡で静岡茶を飲むのと、消費地で静岡茶を飲むのは違う)また多産地商品を持つため、お客様向けにブレンドする事が出来ます。ちなみに弊社は福岡1・宮崎1・京都2・静岡4チャンネルの仕入先がございます。
※上記の相違点は決して産直のお茶を誹謗しようとするものではなく、極めて現実的にお茶の飲み方を考えた場合の問題点です。
実際に産地で飲めば産直のお茶はとても美味しいです。